お子様たちに日本の伝統を伝えたい。
畳文化は、日本民族の生活の知恵が生み出した固有のものであり、湿度が高く、天候の変化が激しい日本の風土で、「敷物」として育てられ、伝承されてきた。
しかしながら、和から洋への『生活様式の変化』により、和室そのものが減少し『畳需要は減少』、加えて『安価な中国産畳表の輸入』により国内の栽培農家は減少の一途を辿っている。
「小松イ草」は、昭和30年の「最盛期約1,400戸」だった生産農家が、『今では1戸』 となってしまい、新たな需要を開拓しない限り、小松イ草の生産と小松畳表の製造は途絶えしまう。この様な危機感からこのプロジェクトはスタートした。
○「小松イ草」の歴史
小松イ草は、約550年の歴史をもっている。小松におけるイ草生産は、寛正三年(1462年)頃、吉竹村(現在の小松市吉竹町)釜見谷清右衛門が能美郡大野村(現在の小松市大野町)に自生していたイ草(在来種)を移植して栽培したのが始まり。
*親子で参加可能*